Alteraは7月21日(米国時間)、コンピュータビジョン(CV)を効率良く組込機器に搭載することを目的として2011年に設立された組織「Embedded Vision Alliance(EVA)」に加盟したと発表した。

これにより同社はプログラマブル・ロジック・テクノロジーに関する知見をEVAに提供し、産業、監視、自動車、防衛、放送、民生機器におけるエンベデッド・ビジョン・アプリケーションにおいて、FPGA、SoC、IP、およびデザイン・ツールを設計者が使用できるよう支援していくとする。

また、同社のFPGAが提供する並列アーキテクチャはビジョン・プロセシング・アルゴリズムの高速化を支援するほか、Altera SDK for OpenCLデザイン・ツールにより並列時処理アプリケーションのFPGAへの容易な実装が可能だ。

さらに、搭載されているハード浮動小数点DSPブロックは、浮動小数点演算をネイティブでサポートしているため、開発期間を従来ソリューション比で6~12カ月程度短縮できるほか、他のハード浮動小数点演算ソリューションに比べ、優れたワットあたりのGFLOPS能力を提供することを可能にするという。