2014年7月の「PYPL PopularitY of Programming Language Index」が公開された。
PYPLはGoogle検索エンジンにおいてプログラミング言語のチュートリアルが検索された回数から、対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。チュートリアルの検索回数を人気度と位置づけてランキングしている。Google Trendのデータが計算元のデータとして使われており、PYPLページのリンクを辿っていけば自国におけるそれぞれの割合なども表示させることができる。
2014年7月におけるインデックスは次のとおり。
順位 | プログラミング言語 | インデックス値 | 推移 |
---|---|---|---|
1 | Java | 26.9 | ↑ |
2 | PHP | 13.2 | ↓ |
3 | Python | 10.7 | ↑ |
4 | C# | 10.2 | ↑ |
5 | C | 8.2 | ↓ |
6 | C++ | 8.2 | ↓ |
7 | Javascript | 7.7 | ↑ |
8 | Objective-C | 6.7 | ↑ |
9 | Ruby | 3.2 | ↑ |
10 | Swift | 3.0 | ↑ |
2014年7月はトップ10にAppleが発表した新しいプログラミング言語「Swift」が登場した点が注目される。7月以降の集計でSwiftが上位に現れるだろうという予想は出ていたが、実際の数値として表れたことになる。PHPは先月に引き続き下落傾向が続いている。
PYPL PopularitY of Programming Language Indexではチュートリアルを特に調査の対象としていることから、教育機関におけるプログラミング関連の授業や企業における新人教育時のプログラミング言語の採用傾向などが強く反映されているものとみられる。