GMOアドパートナーズとGMO NIKKOは6月26日、Twitterの広告API「Twitter Ads API」を利用したTwitterプロモ商品運用ツール「GMO MARKETING SUITE for Social Media」の提供を開始した。
Twitterプロモ商品とは、フォロワー数アップを目的とした「プロモアカウント」、検索結果やユーザーのタイムラインに広告主のツイートを掲載する「プロモツイート」などの総称。
従来のTwitterプロモ商品は、キャンペーン設定や予算管理、広告入札、レポーティングといった各種設定をTwitterの広告管理画面上で行う必要があった。Twitterは2013年2月に、Twitterプロモ商品の利便性向上を目的として、APIパートナーとして認定した企業向けの広告APIを公開。これによりAPI認定パートナーは、広告APIを自社の広告管理サービスに組み込んで、自社サービス上でTwitterプロモ商品の一元管理や複数の広告キャンペーンの統合管理などができる機能を開発し、広告運用者に提供できるようになった。
GMOアドパートナーズとGMO NIKKOは、Twitterの広告APIパートナーとして、GMO MARKETING SUITE for Social Mediaの提供を通じ広告主のTwitterプロモ商品の運用をサポートする。同ツールは、「ダッシュボード」「キャンペーン設定・編集」「広告入札」「レポーティング」の4機能を備えており、各種設定作業を効率的に行えるほか、広告主・キャンペーンごとに、広告効果や広告配信データを集計・閲覧することができる。
同ツールは両社が販売するTwitterプロモ商品に対応しており、年内をめどに、広告代理店などが運用するTwitterプロモ商品での利用にも対応する予定になっている。また今後は、クリエイティブ分析やターゲット分析、自動入札など、Twitterプロモ商品の効果をさらに高めるためのバージョンアップも予定されている。