セガは24日、同社が運営するオンラインゲーム「ファンタシースターオンライン2」(PSO2)に行われたDDoS攻撃の続報を発表した。24日15時時点でも攻撃は断続的に行われているが、同社は暫定対応を実施し、停止していた「PSO2」「PSO2es」公式サイトを再開した。ただし、攻撃が激化するなど障害が発生した場合、再度停止する可能性もある。

再開した「ファンタシースターオンライン2」

この問題は、6月19日に不特定の第三者により同社のPSO2サーバー群を狙ったDDoS攻撃が行われ、同日19時18分にPSO2や公式サイトがサービス停止に追い込まれたもの。同社はネットワークからゲームサーバーの接続を切断し、警察当局への通報などを行っており、24日15時頃、停止していた「PSO2」および「PSO2es」公式サイトが再開された。

24日18時25分時点で停止しているサービスは、下記の5サービス。また、公式ニコニコ生放送番組「PSO2アークス候補生!」についても、サービス再開まで一時中止とする。

  • PC版ゲームクライアントのダウンロード
  • PC版「PSO2」キャラクタークリエイト体験版ver. 2.0のダウンロード
  • アークスキャッシュ(AC)の購入
  • PC版 / PS Vita版「PSO2」へのログイン
  • スマートフォン版「PSO2es」へのログイン

同社はユーザーへのお詫びとして、有効期間のあるアイテムの期間延長を予定するほか、ゲーム内イベントやキャンペーン、ゲーム内キーワードプレゼント、配布アイテムなどは該当期日を延長する。対応の詳細は別途改めて告知するという。