シナジーマーケティングは、同社のマーケティングナビゲーター「Synergy!360」が、アドビシステムズのアナリティクスソリューション「Adobe Analytics」とシステム連携することを発表した。
「Synergy!360」は、Webアクセスや来店・購買の履歴など、企業の持つさまざまなデータを活用し、マーケティングコミュニケーションの実施とその評価を行うクラウドサービス。
今回のシステム連携により、「Adobe Analytics」で得た「商品を閲覧した顧客」「商品をカートに入れたが購入しなかった顧客」「商品を購入した顧客」といった顧客セグメントを「Synergy!360」で利用できるようになる。たとえば「直近1ヵ月以内に商品Aを購入した顧客だけを対象に、商品Aと相性の良い商品Bを勧めるキャンペーンを実施する」といった施策が、データのインポートやエクスポートといった作業をすることなく簡単に行える。
また、「Synergy!360」から「Adobe Analytics」に対しては、メールの開封・クリック率、キャンペーンへの参加率などの顧客コミュニケーションの結果情報をフィードバックする。これにより、メールから流入した顧客ごとの購買数、購買金額、流入数に対する購買率などをもとに、メールを含めたWeb上のさまざまなチャネルの効果を比較・評価することができる。