日本法規情報は6月4日、同社が運営するインターネットサイトのユーザー男女1,290人(男性:519人、女性:771人)に対して5月に行った「職場環境における意識調査」の結果を発表した。
「あなたの職場のゆとり世代で当てはまる特徴」を聞いたところ、最も多かったのが「指示したことしかやらない。もしくは指示したことしかできない(19%)」だった。これに、「すぐに言い訳をする(15%)」、「敬語が使えない(12%)」「自分で考えることをしない。すべてマニュアルに従う(12%)」「根拠もなく自信がある(12%)」「軽く叱っただけで仕事を休んだり、辞めたいと言ったりする(12%)」が続いた。
逆に、「ゆとり世代」に「職場で苦痛と感じることについて」を聞いたところ、1位は「きちんと説明してもらえないこと(24%)」だった。以下、「ゆとり世代は、これだから…という言い方をされること(16%)」、「プライベートなことを聞かれること(13%)」が続いた。
結果、ゆとり世代以外の人が「指示したことしかやらない。もしくは指示したことしか出来ない」という意見を持っているのに対し、ゆとり世代では「自分で考えろと言われる事」「きちんと説明してもらえないこと」などの不満を持っており、両者にギャップがあることが明らかになった。
そこで、「世代間ギャップを埋める方法」について、ゆとり世代、ゆとり世代に不満を持っている世代の双方に聞いた結果、「お礼の言葉を欠かさない(29%)」「相手のことを褒める(13%)」「こまめに話しかける(13%)」などという回答が得られた。