PYPL PopularitY of Programming Language Index |
2014年5月の「PYPL PopularitY of Programming Language Index」が公開された。
PYPLはGoogle検索エンジンにおいてプログラミング言語のチュートリアルが検索された回数から、対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。チュートリアルの検索回数を人気度と位置づけてランキングしている。Google Trendのデータが計算元のデータとして使われており、PYPLページのリンクを辿っていけば自国におけるそれぞれの割合なども表示させることができる。
2014年5月におけるインデックスは次のとおり。
順位 | プログラミング言語 | インデックス値 | 推移 |
---|---|---|---|
1 | Java | 26.9 | ↓ |
2 | PHP | 13.3 | ↓ |
3 | Python | 10.6 | ↑ |
4 | C# | 10.4 | ↑ |
5 | C++ | 8.8 | ↓ |
6 | C | 8.0 | = |
7 | Javascript | 8.0 | ↑ |
8 | Objective-C | 6.5 | ↑ |
9 | Visual Basic | 3.1 | ↑ |
10 | Ruby | 2.8 | ↓ |
5月PYPL PopularitY of Programming Language Index / 円グラフ |
5月PYPL PopularitY of Programming Language Index / 棒グラフ |
PYPL PopularitY of Programming Language IndexではPythonが長期に渡って増加傾向にある。長らく2位に位置しているPHPは下落傾向にあり、この傾向が今後も継続した場合、向こう数年で2位がPHPからPythonに変わる可能性がある。また、過去2~3年間を見るとC#とObjective-Cも強い成長傾向を見せている。
PYPL PopularitY of Programming Language Indexではチュートリアルを特に調査の対象としていることから、教育機関におけるプログラミング関連の授業や企業における新人教育時のプログラミング言語の採用傾向などが強く反映されているものとみられる。