Googleのソーシャル担当シニアバイスプレジデントであるVic Gundotra氏が、同社を退社することをGoogle+で明かした。「次のステップに進む時がきた」と述べているが、今後には触れていない。米メディアの報道によると、Gundotra氏が退社した後、ソーシャル事業はエンジニアリング担当バイスプレジデントのDave Besbris氏が率いる。
Microsoftで.NET Frameworkの開発に貢献してきたGundotra氏は、2007年にGoogleに移った。Googleの開発者カンファレンスGoogle I/Oで基調講演を担当してきたことから、創業者のLarry Page氏とSergey Brin氏、前CEOのEric Schmidt氏に次いで有名なGoogleエグゼクティブである。Larry Page氏は24日のGoogle+投稿で「ヴィンテージと呼べるようなVicプロジェクトをいくつも生み出し、そしてゼロからGoogle+を作り上げた」と述べている。Googleでの8年間でGundotra氏はモバイルアプリ開発を率い、そしてGoogle+の立ち上げを成功させて、Googleが失敗し続けてきたソーシャルプロジェクトを軌道に乗せた。