ボーダレス・ジャパンはこのほど、貧困問題と労働環境の改善をテーマとするソーシャルビジネスブランド「JOGGO(ジョッゴ)」をスタートした。
バングラデシュに雇用を生み出すプロジェクト
同社は、ビジネスの力で世界の貧困問題や人種差別などの社会問題の解決を図る「ソーシャルビジネス」を展開。同ブランドでは、貧困問題を抱えるバングラデシュでの雇用創出と革職人の育成を目的に、オーダーメイドでオリジナル本革製品が作れるECサイトを立ち上げた。
ユーザーは、自身のスタイルに合わせて財布、かばんなどを同サイト上のシミュレーション画面を通してデザイン。簡単にオリジナルの革製品を創り出すことができる。また、オーダーメイドは高価格で納期も長いというのが一般的だが、同ブランドでは既製品と変わらない価格、早い納期で提供することを実現した。
特注品でも既製品と変わらぬ価格と納期を実現
第一弾となる製品は、パスケース。カスタマイズ箇所は6カ所で、素材とする本革の色は13色を用意する。各レザーパーツのカラー、ロゴの書体とカラー、ストラップのカラーなど、1,000万通り以上のデザインパターンを組み合わせることが可能となる。価格は4,990円で、名入れとラッピングは無料。購入後3週間以内で発送される。
今後の発売予定商品としては、名刺入れ、手帳カバー、iPhoneケース、キーケース、財布、バッグなどの革製品を計画。また、カラーカスタマイズに加えて、パーツの選択など、カスタマイズの範囲を多様化していく予定だという。
なお同ブランドは、社会的な活動と商品のデザイン性を評価され、3月に行われた「ソーシャルプロダクツ・アワード2014」にて、「ソーシャルプロダクツ賞」を受賞した。