クオリカは4月10日、小松製作所(コマツ)のCSS-Net事業の一部を4月1日付で譲り受けたことを発表した。

CSS-Net(Customer Support System – Network System)は機械製品の取扱説明書やショップマニュアルなどを電子化しWeb配信するシステムだ。コマツが同社グループならびにグループ以外の製造業の顧客などに、アフターサービス業務の効率化ツールとして、ドキュメント配信のアウトソーシングサービス及びシステムとして提供してきた。

クオリカはこれまでCSS-Netの開発および保守・サポート業務に携わっており、そのノウハウを活かしてコマツグループ以外の顧客に対し、より一層充実したサービスを提供していくためCSS-Net事業の一部を譲り受けたという。

クオリカはCareQube、CSS-Net、その他アフターマーケット向けサービスを強化していくことで、同分野における売上を3年後に約15億円に拡大することを目指していく。