pfSense is a customized distribution of FreeBSD tailored for use as a firewall and router.

pfSenseファイアウォールプロジェクトは4月4日(米国時間)、「2.1.1-RELEASE now available」においてルータ/ファイアウォールソリューションpfSenseの最新版となる「pfSense 2.1.1」を公開したと伝えた。主にセキュリティ脆弱性対策を実施したバージョンとされており、次の脆弱性が修正されている。

  • FreeBSD-SA-14:01.bsnmpd / CVE-2014-1452
  • FreeBSD-SA-14:02.ntpd / CVE-2013-5211
  • FreeBSD-SA-14:03.openssl / CVE-2013-4353、CVE-2013-6449、CVE-2013-6450

セキュリティ脆弱性修正以外ではデバイスドライバ(em(4)、igb(4)、ixgb(4)、ixgbe(4))のアップデートおよび新しくi210およびi354ネットワークインタフェースカードのサポートが追加されている。いくつかのIntel 10GbEネットワークインタフェースカードではパフォーマンスの向上も実現したとされている。

pfSenseはFreeBSDベースで開発されたルータ/ファイアウォールソリューション。Webインタフェース経由で設定や操作が可能で、簡単な設定から高度な設定まで広く対応。小規模ネットワークからデータセンターにおける大規模デプロイなどで活用されている。