米NVIDIAは25日(現地時間)、米カリフォルニア州サンノゼにて開催中のGPUに関する技術会議「GPU Technology Conference」(GTC 2014)にて、同社のAndroid携帯ゲーム機「SHIELD」の価格を4月末までの期間限定で、従来の249ドルから199ドルに値下げすると発表した。

SHIELD

「SHIELD」はモバイルプロセッサ「Tegra 4」、タッチ対応の5型ディスプレイ(1,280×720ドット、296dpi)などを搭載した携帯型ゲーム端末。無線LANを搭載し、Android用ゲームアプリが駆動するほか、PC上で動くゲームをPC本体からストリーミングしてリモートプレイできることが特徴となる。

同社は「SHIELD」のローンチ後、ユーザーは外でも家のゲームをプレイしたい需要があるとして、ロックされた自宅PCをSHIELDから遠隔でログインし、リモートでPCを起動させるWake-On-LANのサポートを今後のソフトウェアアップデートのベータ機能で組み込むという。また、ノートPC向けGPU「GeForce GTX 800M」「GeForce GTX 700M」の全シリーズ、および「GeForce GTX 600M」のKeplerアーキテクチャ製品の動作も試験的にサポートする。

このほか、現在搭載しているAndroid 4.1(Jelly Bean)から、最新OSとなるAndroid 4.4.2(KitKat)の搭載も予定する。米国時間4月2日に提供予定のこれら新機能のリリースを記念し、4月末までの期間限定で「SHIELD」を199ドルへ値下げする。