Firefox web browser - Faster, more secure & customizable |
Mozillaは3月20日(米国時間)、「Help Test the New Firefox Beta: Faster, Simplified and Easier to Customize」においてFirefox 29ベータ版を公開したと伝えた。Firefox 29ではFirefoxアカウントを使った新しい同期機能「Firefox Sync」が登場することになり、Mozillaではこうした機能の試験を呼びかけている。
ベータチャンネルでは安定版のリリースへ向けたバグ修正などが実施される。このため、ベータで提供されている新機能などはほぼそのまま次の安定版リリースで利用できることが多い。そこで注目しておきたいのがFirefox 29で導入されることになる新しいユーザインタフェースだ。
主要ブラウザのユーザインタフェースはシンプル化が進み、ますます区別が付きにくくなっているが、Firefox 29でもユーザインタフェースの変更が実施され、Google Chromeとの区別はさらに難しいことになってきている。同じアドオンをFirefoxとGoogle Chromeの双方で使っておりアドレスバー近辺に別途同じアイコンが追加されている場合など、今どのブラウザを使っているか判断するのに時間がかかるようになるかもしれない。
しかしFirefox 29の新しいユーザインタフェースは後発のデザイン変更だけあって扱いやすい。欲しい機能にアクセスしやすくなったほか、デザインもさらにすっきりして現在どのページを閲覧しているのかもわかりやすくなっている。