リンクアンドモチベーションは3月6日、「ベストモチベーションカンパニーアワード2014」を発表した。同賞は2013年社員モチベーション調査実施企業147社からモチベーション指数の高い企業10社を選出したもの。1位は、ホテルチェーンを展開するスーパーホテルが2年ぶり3回目で受賞した。また7位にゼンリンデータコム、8位に横浜DeNAベイスターズなどが名を連ねた。
力強く前向きな言葉も多い
1位に輝いたスーパーホテルは1泊4,980円と安価でありながら質の高いサービスを提供し、全国展開を行っている。その裏に、「自律型感動人間を目指す社員たちの高いモチベーションがあった」(同社会長 山本 梁介氏)という。
また2位のイングホールディングスは「人材がいない限り会社は伸びていかない、商品よりも大事」と社員への思いを表した。3位のウィルゲートは「離職率70%という時期もあった。逆境を乗り越えられたのは、1人1人モチベーションの高いメンバーがいたから」とエピソードを披露。
この結果についてリンクアンドモチベーションは、TOP10に選出された企業は「理念や戦略の発信と伝達が密にされている」「事業に優位性があり、成長性も感じられる」「仕事で自分の能力や個性を発揮できる」「職場で目標が共有され、全員が全力を投じている」などの項目が高く、「未来への明確な指針」・「職場での高い目標共有度」・「手触り感のある仕事内容」というキーワードが共通する要素だと分析している。