シャープは10日、照度センサとジェスチャーセンサを搭載した、業界最小サイズの近接センサ「GP2AP054A00F」を開発したと発表した。3月11日よりサンプル出荷を開始する。

GP2AP054A00F

照度センサは周囲の明るさにあわせて画面輝度を調整する機能を持ち、ジェスチャーセンサは直接画面に触れずに操作可能にする機能を持つ。同社では、この2つのセンサを搭載した業界最小サイズの近接センサを開発した。

大きさは、4.0×2.1×1.25(高さ)mm。照度センサとジェスチャーセンサの受光素子を組み込んで1チップ化したことで業界最小サイズを実現した。これにより、デバイスの機構設の自由度を高める効果が見込める。また、検知データを保持するメモリを新たに内蔵することで、効率的なデータ通信が可能となり、搭載機器のCPU付加を低減にも寄与する。