ファーウェイは23日(現地時間)、スペイン・バルセロナで開催している携帯通信業界展示会「Mobile World Congress 2014」に先駆け、Android 4.2搭載の8型タブレット「MediaPad M1」を発表した。8型ながら7.9mmの薄さと約329gの重量で、「薄型軽量」を強調。発売は2014年第1四半期で、日本を含む8地域で提供予定。欧州での店頭予想価格は299ユーロ。

MediaPad M1

1,280×800ドット解像度のマルチタッチ対応IPS液晶を搭載した、8型Androidタブレット。デュアルスピーカーや1080p/30fps動画撮影機能などを備え、「オールラウンドのエンタメ向けタブレット」と位置付ける。プロセッサは、クアッドコアの独自SoC「Kirin 910」を採用する。

主な仕様は、プロセッサがHisilicon Kirin 910(1.6GHz)、GPUがMali450-MP4、ROMが8GBから16GB(カスタマイズ可能)、RAMが1GB。microSDカードスロットも備える。カメラは前面が1メガピクセル、背面が5メガピクセル(オートフォーカス対応)。通信はFDD/TDD方式のLTE、HSDPA+のほか、IEEE 802.11a/b/g/n、Bluetooth 4.0に対応。

本体サイズはW120.7×D7.9×H214.4mm、重量は約329g。バッテリ容量は4800mAhで、駆動時間はビデオ再生時で8時間。カラーはWhite、Tulip、Carnation、Lily/Lotus、Titanium Grayの5種類。

本体側面。幅は7.9mm