国立国会図書館は2月14日、これまで館内限定で公開してきたデジタル化済みの図書資料のうち、著作権処理の終了した図書4000点を新たにインターネットで公開したことを発表した。

このほど公開された図書資料は十返舎一九の「東海道膝栗毛画帖」や二葉亭四迷の「平凡(新潮社, 1933)」、南方熊楠の「南方随筆」、尾崎紅葉の「二人女房」などを含む約4000点で、これらは「近代デジタルライブラリー」と「国立国会図書館デジタルコレクション」で閲覧できる。

国立国会図書館が提供するデジタル化資料の総数は約230万点で、このうち約48万点がインターネットで利用可能になっている。