センチュリーは9日、2013年下旬にテスト販売したワイヤレス角マウス「CU-KAKU1」をレギュラー商品として販売開始した。通称"角マウス"として親しまれた米Appleの「ADB Mouse」をモチーフにしたマウスで、限定100個が2013年内に完売し、その後も反響が大きかったことから正式販売に至ったという。

価格は5,980円で、同社が運営するオンラインストア「白箱.com」、東京・秋葉原のMac専門店「秋葉館」、北海道・札幌のPCショップ「DO-MU」にて販売する。

「CU-KAKU1」

「ADB Mouse」は1986年9月に米Appleから発売されたコンピュータ「Apple IIGS」とともに登場したマウス。その角ばったフォルムから通称"角マウス"と呼ばれ、多くのAppleユーザーから親しまれた。スノーホワイトのボディ、スモークグレーのケーブル、独特の重量感などが特徴。

「CU-KAKU1」は、「ADB Mouse」のデザインを踏襲しつつ、現代のPC環境にあわせた性能を備えたマウス。2.4GHzの無線接続、分解能1,600dpiのブルーLEDセンサー、左右クリックボタン、スクロールホイールを搭載する。Mac OS Xだけでなく、Windowsにも対応している。

本体サイズはL98×W58.68×H29.72mmで重量は約110g(バッテリ含む)。バッテリは単三形乾電池×2本。駆動時間は1日8時間使用した場合で約6カ月。レシーバのサイズはL20×W14.5×H6.5mmで重量は約2g。インタフェースはUSB 1.1。対応OSはMac OS X 10.5.8以降、Windows 2000/XP/Vista/7/8。

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