同展のメインビジュアル

東京都・文京区の印刷博物館 P&Pギャラリーにて、企画展「世界のブックデザイン2012-13」展が開催されている。会期は3月2日まで(毎週月曜休館、ただし12月23日、2014年1月13日は開館/12月24日、12月28日~2014年1月3日、1月14日は休館)、開館時間は10:00~18:00。入場無料。

同展は、2013年3月に開催された「世界で最も美しい本コンクール2013」の受賞作14点に、日本、ドイツ、オランダ、スイス、オーストリア、カナダ、中国、ベルギーの各コンクールの受賞作を加えたおよそ200点を展示する。

また、会場では全ての本を実際に手に取って確かめ、世界最高峰のブックデザインと造本技術を楽しむことができる。ちなみに、少部数などの理由で入手不可能な本があるため、入選作すべてが展示されているわけではないとのことだ。

なお、同展開催に際してトークショーも開催される。2014年1月18日 15:00~17:00には、デザイナーの渡部智宏と平綿久晃、アートディレクターの中野豪雄、東京大学総合研究博物館 館長の西野嘉章が参加する「2013年造本装幀コンクール受賞者「受賞作」を語る」、2014年1月26日 15:00~16:30には、グラフィックデザイナーの原研哉と平凡社の下中美都による対談「『魯迅の言葉』ができるまで(仮)」が行われる。各回とも先着80名で事前予約制となっているため、詳細は同館のWebページを参照してほしい。