ヤマハミュージックジャパンは20日、歌声合成ソフト「VOCALOID (ボーカロイド)」の楽曲制作に必要なソフトとUSBオーディオインタフェースをワンセットにした「VOCALOIDスターターキット」を発表した。発売は12月下旬で、価格はオープン。店頭予想価格は17,000円前後。

VOCALOIDスターターキット

VOCALOIDスターターキットのセット内容は、独スタインバーグのUSBオーディオインターフェース「CI1」とソフト「Cubase AI 7」、そしてヤマハのソフト「VOCALOID Editor for Cubase NEO」。これに別売りの「VOCALOID 3」対応歌声ライブラリを加えれば、"ボカロ"の楽曲制作環境が整う。

VOCALOIDスターターキットのWebページには、PC初心者やVOCALOID初心者に向けた解説動画を用意しており、インストールからボーカロイドパートを作成するまでの一連の作業を学習できる。同ページでは坂本美雨の声を元にした歌声ライブラリ「Mew」のダウンロード体験版(14日間有効)も提供している。

VOCALOID Editor for Cubase NEO

スタインバーグ「CI1」

スタインバーグ CI1はギターやベース、マイクをつないで、PCに24bit/48kHzの高音質録音データを取り込むための機器。