トレンドマイクロは2013年12月11日、アステラス製薬がクラウドサービス上で運用する企業Webサイト用サーバのセキュリティ対策として、「Trend Micro Deep Security」を採用したことを発表した。

Deep Securityは、クラウド・仮想・物理それぞれの環境におけるセキュリティ課題を解決する、総合サーバセキュリティ対策製品である。

アステラス製薬は、Webシステムをクラウドサービス「Amazon Web Services(AWS)」上に移行するにあたり、クラウドの可用性を損なわないセキュリティ対策として、ウイルス対策、IPS/IDS(仮想パッチ)、ログ監視、変更監視(改ざん検知)などの機能を一つのエージェントで実装しているDeep Securityを採用した。

Deep Securityの選定にあたっては、限られた検討期間内に必要な情報を提供し、販売パートナーである富士ソフトと共に課題解決したトレンドマイクロのサポート体制が高く評価されたという。アステラス製薬では、災害対策やセキュリティ強化だけでなく、運用業務の大幅軽減や予測不可能な急激なアクセス増加への柔軟な対応も可能となった。