NECは12月11日、複数の電気自動車(EV)・プラグインハイブリッド自動車(PHV)用充電器の利用者認証や課金管理、監視・制御などを一元的に行う充電コントローラの新製品の販売を開始すると発表した。本製品は、経済産業省「次世代自動車充電インフラ整備促進事業」の補助対象となっている。

壁掛け型の充電コントローラ新製品

同製品は、従来製品比で体積を約60%、重量を約40%削減することで、壁面への設置や急速充電器との一体化を可能とした。

また、日産の急速充電器や豊田自動織機の普通充電器など、国内の主要な充電器メーカ14社(急速充電器8社、普通充電器6社)の製品に接続可能。充電器メーカとの連携を強化することで、様々な充電器と本製品を組み合わせた充電サービスの提供が可能となる。

価格は税別で50万円で、今後2年間で2,000台の販売を目指す。

今回、販売する充電コントローラは、日産自動車が急速充電器の設置を進めている日産販売会社店舗への導入が計画されている。なお、日産販売会社店舗における充電サービスの提供は、ジャパンチャージネットワークが行う。