Microchip Technologyは、電源モジュールを内蔵した3相ブラシレスDC(BLDC)モータゲートドライバ「MCP8024」を発表した。

同製品は、6~28Vの電圧レンジで動作し、最大48Vまでの過渡電圧耐性を有している。また、3つの電流検出用オペアンプ、過電流コンパレータ、MOSFETドライバ、双方向通信インタフェースなどのアナログ機能を統合しているほか、ドライバのデッドタイム管理およびブランキング時間制御、外付けMOSFETの過電流制限(OCL)機能はいずれもユーザ設定が可能となっている。

さらに、可変タイプの降圧型DC/DCコンバータは、スイッチングモード電源(SMPS)による高効率の電源を幅広い種類のマイクロコントローラへ供給可能なほか、-40~+150℃(高温対応)の動作温度に対応しているため、自動車のエンジンルームなどの過酷環境でも使用可能だという。

なお、同製品は高温対応の40ピンQFN 5mm×5mmおよび48ピンTQFP 7mm×7mmパッケージで提供され、開発向けには評価用ボードが12月20日より提供される予定だという。

3相BLDCモータゲートドライバ「MCP8024」の機能ダイアグラムとその特徴