マイボイスコムは12月4日、9回目となる『SNSの利用』に関するインターネット調査の結果を発表した。調査は11月1日から5日の期間で、1万1787件の回答を集計したもの。

SNSの認知・登録状況として、SNSに「現在登録している」(48.9%)と「現在は登録していないが、過去に登録していた」(4.0%)をあわせ、登録経験者は52.9%となった。現在登録している人は過去調査と比べて増加傾向にあり、男性10・20代で7割、女性10代で9割強、女性20代で8割弱、50代以上で3~4割となった。認知率は97.1%。

SNS登録者の利用頻度は、「1日2回以上」が37.0%、「1日1回程度」が22.6%と、毎日利用している人が59.6%となっている。過去調査と比較すると、利用頻度が高い人は増加傾向にあり、男性10代や女性10~20代では「1日2回以上」が6~7割を占めた。「GREE」や「Mobage」を主に利用する人では「1日2回以上」が各6割と他層より頻度が高く、一方で『mixi』『Google+』を主に利用する人では頻度が低い傾向がみられた。

利用しているSNSサイトは「Facebook」がSNS利用者の58.4%で最も多く、「LINE」「Twitter」「mixi」が各4~5割で続いた。また、「mixi」や「GREE」は2010年以降減少傾向、「Facebook」「Twitter」「Google+」は男性、「LINE」「mixi」は女性の方が多く、「LINE」「Twitter」は若年層で多く、「LINE」は男性10・20代、女性10~30代では1位となった。

SNSの利用場面は、「自宅でくつろいでいるとき」「暇なとき」「日中」「夜」「夜寝る前」が各3~4割で上位となっている。ほとんどの項目で10・20代の比率が高く、様々な場面で頻繁に利用していることがうかがえるほか、「LINE」の主な利用者は「SNS上の友達から連絡があったとき」、「Twitter」の主な利用者は「情報収集をしたいとき」が多いのが目立った。

ほかに、SNSを利用する機器は「スマートフォン」がSNS利用者の48.9%、「ノートパソコン」が39.9%、「デスクトップパソコン」が32.6%。2012年調査より「スマートフォン」が増加、パソコンが減少しており、「スマートフォン」は若年層ほど多く、10・20代では7~8割にのぼった。

SNSの利用内容は「人の日記・投稿を読む」(52.2%)が最も多く、「人の日記・投稿にコメントする」「メッセージの送受信」「日記を書く・投稿する」「つぶやく」「画像(写真)のアップロード」などが各2~3割で続いた。

「GREE」や「Yahoo!モバゲー」「Mobage」主な利用者では「アプリ、ゲームなどのコンテンツを利用する」が最多となり、「Facebook」「mixi」主な利用者では「人の日記・投稿を読む」「人の日記・投稿にコメントする」「日記を書く・投稿する」、「Twitter」主利用者では「つぶやく」「ニュースの閲覧」、「LINE」主利用者では「メッセージの送受信」「チャット機能を使う」などが多くみられた。