サーコム・ジャパンは、ホームセキュリティ用途向けにZigBee 2.4GHzを使用したセキュリティセンサのODM提供を開始すると発表した。

日本のホームセキュリティ市場は、高価なハードウェア構成が必要なため、消費者に対するサービス提供価格が高止まりしてきたが、近年、安価で簡単に設置できるサービスへのニーズが高まってきており、今回同社では、同分野で先行する北米市場で培ったハードウェア開発経験を活用し、国内のサービス事業者向けにセキュリティセンサをODM提供することを決定したという。

今回、提供されるセンサは、人感センサ、警備・解除操作リモコン(キーフォブ)、開閉センサ、警報サイレンの4種類で、同社のホームゲートウェイと組み合わせることで、タイムリーにホームセキュリティサービスを市場投入することが可能になる。また、ユーザーの要件定義に従ってカスタマイズでき、外観および機能などを独自開発できる。

なお、同社では、ホームセキュリティサービスを検討する際に発生するコスト、納期、製品仕様に関する懸念を払拭する開発体制でサポートし、サービスの早期投入を支援していくとしている。