東芝は11月18日、Windows 8.1を搭載した8型タブレット「dynabook Tab VT484」シリーズ、3モデルを発表した。発売は11月22日より順次の予定。価格はオープンで、市場想定価格価格は53,000円前後より。

dynabook Tab VT484

最上位モデルのdynabook Tab VT484/26Kには、同社の液晶テレビ・レコーダーのレグザシリーズと連携するソフト「RZスイート express」が付属する。同ソフトに対応するレグザに録画した番組や放送中の番組をdynabook Tabで視聴することが可能だ。録画した番組をダビングして外出先で再生する機能もサポートする。

また、ソニーのnasneなど他社製レコーダーとの連携については、12月中旬配布予定のWindows ストアアプリ版「RZスイート express」をインストールし、既存の「RZスイート express」を最新版にアップデートすることで対応する見込みとなっている。

中下位モデルのdynabook Tab VT484/23KおよびVT484/22Kにおいても、Windows ストアアプリ版とデスクトップ版の「RZスイート express」(12月中旬配布予定)をダウンロードしてインストールすることで、同じ機能を利用できるようになる。

dynabook Tabシリーズの主な仕様は、CPUがIntel Atom Z3740、メモリが2GB、フラッシュメモリ容量はモデルにより32GBもしくは64GB、ディスプレイが8型液晶(1,280×800ドット)。バッテリ駆動時間は約11時間。サイズはW135.9×D213.0×H10.7mm、重量は約445g。

通信機能は無線LAN(11a/b/g/n)とBluetooth 4.0。インタフェースはmicro USB 2.0×1、micro HDMI出力、ヘッドホン出力、micro SDカードスロット。前面200万画素・背面800万画素のカメラを装備する。本体カラーはライトゴールドのみ。ラインナップと市場想定価格は以下の通り。

製品名 フラッシュメモリ容量 付属ソフト 市場想定価格
dynabook Tab
VT484/26K
64GB MS Office Home and Business 2013
Corel Video Studio
Corel Paint Shop Pro
RZスイート expressなど
65,000円前後
dynabook Tab
VT484/23K
32GB MS Office Home and Business 2013など 60,000円前後
dynabook Tab
VT484/22K
32GB MS Office Personal 2013など 53,000円前後

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