The GNU Compiler Collection includes front ends for C, C++, Objective-C, Fortran, Java, and Ada, as well as libraries for these languages.

GCCのメーリングリストにJava(GCJ)のサポートを終了し、代わりにGo言語をデフォルトのサポート言語としてはどうかという提案が「[RPC]Replace Java with Go in default languages」として投函された。すでにGCJの開発はメンテナンスモードに入っていること、OpenJDKという活発な開発コミュニティが存在していること、OpenJDKの活動を引き出すというGCJの当初の目的はすでに果たせたこと、などが理由としてあげられている。

GCJはGCCのブートストラップおよびリグレッションテストにおいてかなりの割合を持っているという。CGJのサポートを切り捨てることで、この分の時間を短縮できるようになる。こうした処理は定期的に実施されるものであるため、処理時間の短縮はそのまま開発効率の向上にも寄与する。

メールの中ではGCJの代わりにGo言語をサポート対象として組み込んだ場合でも、ブートストラップとリグレッションテストにかかる時間は15%ほど改善されるとしており、開発上の効率化が狙えることが説明されている。