NECパーソナルコンピュータは12日、7.9mmの薄型で250gと軽量な、7型Androidタブレット「LaVie Tab S」(TS507/N1S)を発表した。10月に発表した「LaVie Tab E」の上位モデルに位置付けられ、基本性能や本体素材の質感を向上させている。発売は11月中旬。価格はオープンで、店頭予想価格は28,000円前後。

TS507/N1S

OSにAndroid 4.2、プロセッサにクアッドコアCPU「MT8125」を搭載。本体は持ち歩きを意識したアーク形状で狭額縁の液晶を備え、基本性能とモバイル性能の両立を目指した。背面はファブリック調テクスチャ素材で高級感を持たせ、同社製PCと連携する「コンテンツナビ モバイル」や「KINGSOFT Office」などのアプリもプリインストールする。

主な仕様は、CPUがクアッドコアのMT8125(1.2GHz)、メモリがLPDDR2 1GB、ストレージが32GB、ディスプレイが5点マルチタッチ対応7型ワイドWXGA(1,280×800ドット)IPS液晶。

インタフェースは、IEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN、Bluetooth 4.0、MicroUSB×1、フロントカメラ(160万画素)、リアカメラ(500万画素/AF対応)、内蔵モノラルスピーカー、内蔵マイク。バッテリ容量は3,450mAh、駆動時間はWeb閲覧時で約8時間、ビデオ再生時で約6時間。充電時間は約4時間。

本体サイズはW116×D191×H7.9mm、重量は約250g。カラーはシルバーのみ。

同社は2013年9月にWindows 8搭載タブレット「TW710」をプレミアムモデルとして、同年10月にAndroid搭載の低価格タブレット「LaVie Tab E」をエントリーモデルとして発表しているが、今回の「LaVie Tab S」はその中間のメインストリームモデルとなる。