パソナテックが運営するクラウドソーシングサービス「Job-Hub(ジョブハブ)」は、日本マイクロソフトが提供するクラウドサービス「Office 365」の「Yammer」の2万アカウントを同会員に付与することで、クラウドソーシングを活用したワークスタイルの革新を図ると発表した。アカウントは11月8日から付与される。

「Job-Hub」は、Web上で仕事の発注や受託、契約、仕事の進捗管理や支払いが完結するクラウドソーシングサービス。

Office 365はの提供サービスの一つであるYammerは、企業内外のユーザーとワークスペースを共有して、柔軟にコラボレーションを行うことができるエンタープライズソーシャルサービス。

今回、パソナテックの「Job-Hub」会員である個人事業主やコワーカーなど2万人を対象に、社内外を問わず情報基盤の利用が可能なクラウドサービスOffice 365を用いたオフィス環境を整え、Yammerのアカウントを付与することで、ソーシャルネットワーキング基盤及びデータ共有基盤を拡充すると共に、高いセキュリティを備えた就業環境を提供していく。

「Office365 Yammerワークスペース」参考例

これにより、プロジェクト単位でチームを形成した際に、離れた場所にいるコワーカー同士が、ファイルや画像の共有や貼り付けを簡単に実施できるほか、投票のアプリケーションやインスタントメッセージ等の機能を活かすことで、会員同士のコミュニケーションを円滑に行う。また、個別の技術テーマやスキルごとに、コワーカーのコミュニティを形成し、コワーカー同士が情報交換を行うことで、相互支援を可能とし、企業がコワーカーを検索しやすくなることで業務の発注も促進していく。