Perfumeのグローバルプロジェクトを手掛けたことなどで知られるデザイン会社 ライゾマティクスが企画監修を行う、「建築家にならなかった建築家たち」展が表参道 GYREで開催されている。期間は11月4日まで。

「建築家にならなかった建築家たち」展

同展示会は、建築家になることを志し、国内外の大学・大学院で建築を真剣に学んだものの、結果的に建築家という道を選ばず異業種で活躍するクリエイターたちの作品を紹介。作品出展者には、インタフェースデザイナーとして著名なtha ltd.の中村勇吾氏をはじめ、ライゾマティクスの齋藤精一氏、GLIDERの志伯健太郎氏、東京R不動産の吉里裕也氏らが名を連ねる。会期中には、ライゾマティクスの堀宏行氏によるプロジェクションマッピングを使った作品展示や、そのほかにトークショーも予定されている。

なお、展示会の公式サイトでは、「今は(建築の)外側に居るけれど、近い将来建築に内包されるかもしれないし、逆に建築がこうした外側に吸収されるのかもしれない。今日的な建築のあり方を、建築をやめた建築家たちがテクノロジーやアートを使って"建築"する」としている。