米人気TVドラマ『glee/グリー』が、2014年のシーズン6をもって放送を終了することが発表された。
クリエイターのライアン・マーフィーは今回、来シーズンで放送を終えると明かした上で、すでに最後のシーンを執筆し終えたとも語っている。しかもそのシーンでは、リア・ミシェルと故コリー・モンティス演じるレイチェル・ベリーとフィン・ハドソンが登場する可能性があるという。
今年7月のコリーの死をきっかけに、ライアンは最終シーズンのストーリーを再考しなければならず、10月16日にロサンゼルスのペイリー・センターで開催されたFXネットワーク関連のイベントで「最終シーズンは来年になるけど、レイチェルとコリーのフィンに関係したストーリーになっているんだ。ずっと終わり方は心にあったんだ。ラストショットには、彼がいるはずだよ。それに最後のセリフもね。彼女が彼に語りかけるのさ」と明かしている。
31歳の若さでこの世を去ったコリー。この突然の訃報にいまだ立ち直ることができないというライアンは、最終話全体のストーリーラインに関しては、まだアイディアが湧いてこないと続けた。「あんな形で悲劇が起きてしまうと、少し立ち止まって、自分が何をしたいのかって、ちゃんと考える時間が必要なんだ。だから僕らは今、それを思案している最中なんだよ」
10月10日にはコリーへの追悼エピソード「ザ・クオーターバック」が放映され、740万人の視聴者数を記録。劇中ではリアによる、ボブ・ディランの「メイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ」が披露され、視聴者の涙を誘っていた。
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