ソニーは8日、コンバーチブル型Ultrabook「VAIO Duo 13」の2013年秋冬モデルを発表した。10月26日より発売開始。店頭予想価格は、新ラインナップのLTE搭載モデルが約195,000円前後、スタンダードモデルのホワイトおよびブラックが180,000円前後。直販CTOのオーナーメードモデルも同時発売する。
VAIO Duo 13は、タブレットPCと通常のノートPCを切り替えられる、独自のスライド機構「Surf Slider」を採用したコンバーチブル型Ultrabook。マルチタッチ対応の13.3型フルHD IPS液晶ディスプレイを採用し、専用のデジタイザペンも付属する。
2013年秋冬モデルでは、スタンダードモデル「SVD13228DJ」に加え、新たにauの4G LTE搭載モデル「SVD13229DJB」を追加。 LTEモデルはあらかじめ本体にSIMカードが挿入された状態で出荷され、利用はKDDIのWebページ上で回線契約の申し込みを行う必要がある。LTEモデルのカラーはブラックのみ。通常モデルはホワイトとブラックを用意する(型番末尾にW、Bが付く)。
このほか、2013年のVAIO秋冬モデル全体のなかで、VAIO Duoのみ初期OSがWindows 8.1 64bit版となる。
主な仕様は共通で、CPUがIntel Core i5-4200U(1.6GHz)、グラフィックスがIntel HD Graphics 4400、メモリが4GB(オンボード)、ストレージが128GB SSD、ディスプレイがマルチタッチ対応13.3型ワイドフルHD(1,920×1,080ドット)IPS液晶、OSはWindows 8.1 64bit。
インタフェースは、USB 3.0×2(1ポートは電源オフ時充電対応)、HDMI×1、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0+HS、フロントカメラが"Exmor R for PC"CMOSセンサ搭載フルHDカメラ(207万画素)、リアカメラが"Exmor R for PC"CMOSセンサ搭載カメラ(800万画素)、メモリースティック / SDカード共用スロット×1、ヘッドホン出力など。
本体サイズはW330×D210×H19.5mm。重量は通常モデルが約1.325kg、LTEモデルが約1.343kg。バッテリ駆動時間は約18.5時間。Adobe Photoshop Elements 11をプリインストールするほか、Microsoft Office Home & Business 2013が付属する。
直販CTOのオーナーメードモデルでは、Core i7-4650Uや512GB SSD、セルシスのマンガ・イラスト制作ソフトウェア「CLIP STUDIO」同梱などを選択できる。最小構成価格では142,800円から。また、多層塗布技術と手磨きが施された赤い塗装の特別モデル「VAIO Duo 13 red edition」を10月26日から、最小構成価格225,000円で販売する。