各種のネットリサーチを手がけるマイボイスコムは、オートバイに関する自主企画アンケート調査を実施し、その結果を発表した。オートバイ所有者は全体の8.7%、所有に興味がある人は15.3%。女性は年齢が若いほど興味が高く、10代では2割弱に及ぶなど、意外な結果も判明した。

オートバイの所有状況

オートバイ所有に対する興味

この調査は、マイボイスコムが自主企画し、「My Voice」のアンケートモニターを対象に、インターネットで調査を行ったもの。回答者数は1万69名。同様の調査は2008年にも実施しており、今回が2回目となる。

オートバイを所有している人は、原動機付自転車が5.3%、自動二輪大型は0.9%などとなっており、すべての車種で2008年の調査より低下していた。全体では、オートバイを所有している人は8.7%で、前回調査の12.9%より大幅に低下している。

オートバイの用途については、「ショッピング」が46.6%で最も多く、「気分転換」「通勤・通学」「ツーリング」がそれぞれ2~3割程度で続いた。メーカーはホンダが47.9%で最も多く、ヤマハ、スズキが各2~3割程度となっている。

オートバイ所有に対する興味については、「とても興味がある」「やや興味がある」を合わせて15.3%。その内訳は男性が圧倒的に多いものの、男性はオートバイ免許保持者が多い30~40代に多いのに対して、女性の場合は逆に、免許を持っていない人が多い若年層ほどオートバイ所有の興味が高いことがわかった。女性10代では2割弱もの人が、「興味がある」と答えている。