ソニーは、ヘッドホンを手作りすることで音の伝わるしくみを学ぶワークショップ「ペットボトルと牛乳パックでつくるヘッドホン」を開催する。開催日程は10月19日・20日、開場時間は13:30~16:30。会場は東京都・お台場のソニーの体験型科学館「ソニー・エクスプローラサイエンス」(メディアージュ5F)内「サイエンスシアター」。参加費は無料だが、同施設への入場料(大人500円、小人300円)が別途必要となる。

身近な材料でヘッドホンを手作りするワークショップ「ペットボトルと牛乳パックでつくるヘッドホン」が開催される

このワークショップは、家庭から出るペットボトルや牛乳パックなどの材料を利用し、親子でヘッドホンを作るという内容。小学3年生~6年生の児童と保護者が2人1組で参加することが条件で、各日とも24組(計48名)が定員となる。ソニーの「耳型職人」と呼ばれるエンジニアが講師となり、磁石や導線を使ってヘッドホンを組み立てる工作や、音の原理や電磁誘導のしくみについて解説する。このワークショップで作成したヘッドホンは持ち帰ることができる。

また、同ワークショップの申し込み締切は10月10日で、手続きは同施設のWebページ上の予約フォームより行うことができる。応募者多数の場合には抽選となり、当選者には10月15日必着で参加証が郵送される。ワークショップ当日は、材料となるペットボトル2本と牛乳パック(1000ml)2本を持参する必要がる。

ちなみに、「耳型職人」とは同社内で使われている呼称で、ヘッドホン設計のプロセスで「耳型」をとる担当エンジニアのことを指す。ヘッドホンの装着感を追求するため、同社ではこれまでに500個以上のさまざまな耳型をストックしており、実際の商品開発に活用している。