サイトー企画は9月18日、「秀丸ネットモニター」を正式版としてリリースしたことを、自社Webページで明らかにした。7月9日からベータ版を公開し、バグ修正や機能追加を行ってきた。最終ベータ版となるバージョン1.00ベータ5(7月26日公開)からは、エクスプローラーのプロセスが再起動した際に、タスクバー上のボタンや通知領域のアイコンを再表示する仕様に変更し、国識別データベースを最新版に更新している。
秀丸ネットモニターはタスクバーの通知領域に常駐し、ネットワーク接続している各国の国旗をアイコンで表示するデスクトップアプリ。不意に進入したソフトウェアが意図しないネットワーク接続の監視に役立つ。作者によると、セキュリティ対策用として開発したという。ただし、プロキシサーバー経由で外部に接続している環境では、本来のアクセス先を検出できない。
なお、個人ユーザーは無料使用可能だが、ウィンドウ内に用意されたAmazon用検索ボックスを用意し、アフィリエイトによる収入協力を求めている。法人ユーザー向けには10ライセンス単位での購入が可能。価格は1,260円(消費税込み)となる。