警察庁は9月12日、2013年上半期の出会い系サイト / コミュニティサイトに起因する児童被害の状況をまとめたデータを公開した。

発表によると、2013年上半期における出会い系サイトに起因する事犯の検挙件数は368件で、前年同期より17.9%減少している。一方、コミュニティサイトの検挙件数は859件で、前年同期から43.4%増加した。

また、出会い系サイトの被害児童は73人で、被害全体のうち「児童買春」が43.8%を占めている。コミュニティサイトの被害児童は598人で、このうち48.7%が「青少年保護育成条例違反」となっている。

出会い系サイトの被害児童数は減少傾向にあるが、コミュニティサイトの被害児童数は前年同期より増加しており、警察庁によると、"無料通話アプリのIDを交換する掲示板"の存在がコミュニティサイトにおける被害児童数増加の要因になっているという。

出会い系サイト / コミュニティサイトに起因する被害者児童数(発表資料より)

出会い系サイト / コミュニティサイトの児童被害状況(発表資料より)

被害児童の年齢に関しては、出会い系サイトの被害児童のうち42.5%が15歳以下で、コミュニティサイトでは52.0%が15歳以下となっている。

警察庁は今後の対策として、出会い系サイトに対しては、「書き込み違反者に対する取締りの継続」と、「悪質事業者に対する取締りなどの徹底」を挙げている。

また、コミュニティサイトに対しては、「ミニメールの内容確認をはじめとするサイト内監視体制の強化」や「携帯電話の契約者年齢情報を活用したゾーニングの早期導入に向けた働きかけ」などを行うとしている。