ソフトバンクグループの研修が、Pike's Peak Awardを受賞

ソフトバンクグループは、世界的にトレーナー養成ワークショップなどを行うThe Bob Pike Group(ボブ・パイク・グループ)が主催する、Pike's Peak Award(パイクス・ピーク・アワード)を受賞した。

Pike's Peak Awardは、社内研修において参加者主体の研修を実施し、業績に好影響を与えた研修担当者や組織の功績をたたえるもの。今年で20年目を迎えるが、アジアの企業が受賞するのは初だという。同社が実施する社内認定講師制度「ソフトバンクユニバーシティ認定講師(ICI※)制度」及び社内研修内製化の取り組みが評価された。

「ソフトバンクユニバーシティ」とは、経営理念の実現に貢献する人材の育成機関。2009年6月より、一定のスキルを持つ従業員を講師に認定し、その実務経験を生かして社内研修を実施する「ソフトバンクユニバーシティ認定講師(ICI)制度」を導入し、現在約80名の認定講師が研修を実施しているという。

同制度により、従業員の持つノウハウや知識、経験をグループ内に共有することで、従業員の成長をサポートする仕組みを構築。実践的な研修実施を目的に、ソフトバンクユニバーシティで提供する集合研修の83コースのうち半数を、内製化して実施している。

※Internally Certified Instructorの略。