道路の点検など、社会インフラの点検業務をタブレットで行えるWindows 8アプリ「防災安全点検」がWindowsストアで発売された。アプリは、復建技術コンサルタント、ソーシャル・キャピタル・デザイン、アンタスの三社で共同開発したもので、価格19,500円で販売されている。試用版も提供されており、Windows 8 / RTに対応するが、RTでは一部機能が制限される。

「防災安全点検」は、道路防災点検などの各種点検記録業務においてタブレットを用いて効率化することを目的に開発されたアプリケーション。従来は、点検結果を紙に記入、デジタルカメラで撮影して調書を作成するという工程を、タブレット端末上で調書記入、写真撮影、現在地取得(GPS)。クラウド経由で事務所にデータを送信するなど作業効率を高められるという。また、オプションとして道路点検用10種類の様式(Excelファイル)も9,500円で販売している。製品ページでは、マニュアルやチュートリアル用サンプルデータなども公開している。

トップ画の全体機能構成(製品サイトより)

点検業務での利用イメージ(製品サイトより)