コミPo! 製作委員会(ウェブテクノロジ・コム内)は2日、京都府精華町の広報キャラクターの愛称が「京町セイカ(きょうまち せいか)」に決定したことを発表。京町セイカの追加3Dキャラクターデータの配布を開始した。

「京町セイカ(きょうまち せいか)」コスチュームデザイン:グランゼーラ、イラスト制作:SEDESU」

京都府精華町広報キャラクターの愛称は、2013年7月5日から8月7日までの間の応募総数138通の中から、京都精華大学マンガ学部教授の竹熊健太郎氏を座長とし、コミPo! 製作委員会からは統括ディレクターの大和智明氏が出席する「精華町キャラクター愛称検討会議」での議論の末に、「京町セイカ」に決定した。

過去にもマイクロソフト社のWindows Azure公認キャラクター「クラウディア窓辺」、スクウェア・エニックス社発行の「ヤングガンガン」で連載中のマンガ「どーにゃつ」の3Dキャラクターの収録バージョンを展開しているが、同社によると、地方自治体での「コミPo!」専用3Dキャラクターデータの採用は、今回が初めてのケース。今後は「京町セイカ」が精華町の情報を町民や全国に向けて発信していくとしている。

「コミPo!」は、コマの中に3Dキャラクターデーターを配置し、回転させたり、拡大/縮小させたりする操作で、人物を配置。フキダシを使って各キャラクターのセリフを設定していけば、初心者でも簡単にオリジナルのマンガが作成できるソフトウェア。作成したデータは、業務用や商用に使うこともできる。

精華町キャラクター愛称検討会議座長 竹熊健太郎氏からは、"自治体のキャラクターの愛称選考に関わったのは初の経験でした。会議を進める中で、町のキャラクターの名前から「せいか」のフレーズは外せないという結論となり、最終的に『京町セイカ』という名前が選定されましたが、語呂的にも良いものができたと思います。このキャラクターは服装を緑色で統一して、とても目立つ印象で、キャラクターとしてとても良いものではないでしょうか。この後も、このキャラクターを使って何かやりたいですね。"とのコメントも発表している。