ヤフー プレスリリース

ヤフーは8月29日、過去に同社から流出した可能性の高い情報が、一部ネット掲示板で公開されていたことを発表した。

1998年頃の情報2件が掲示板で公開されており、同社では過去のどこかの時点で社外に流出したものとしている。1件目は、「1998年頃の採用応募者リスト」で、2件目は「1998年頃の社員用パスワード関連リスト」。

「1998年頃の採用応募者リスト」については、採用活動に関するメールのやり取りが一部流出しており、採用応募者とみられる15名の名前が含まれていた。同様の情報については現在、5年の保管期間終了後に削除処理を行っているため、現時点で社内に同じ情報が存在しないことを確認したという。また、2002年以降は、採用に関するやり取りをシステム上で行う業務フローに変更しているため、メールでのやり取りは原則として行っていないとしている。

一方、「社員用パスワード関連リスト」については、特定のサーバーにおける社員用パスワード関連の情報リストだという。こちらも一定期間が経過すると削除処理が行われているため、現時点で社内に同じ情報が存在しないと発表している。77名分の氏名と思われる英数字文字列が含まれており、いずれも当時の社内関係者の可能性がある。現在では認証方法や、社員用パスワードの構造が当時と異なっているため、このリスト情報を悪用することは不可能だという。

以上の内容から、同社では提供するサービスやユーザーに直接関係のある情報ではないことを強調している。

ヤフーでは、流出元や経緯について「不明」と説明。情報が公開された掲示板の管理者に対して削除要請を行い、該当情報は現在削除されているという。再発防止策については「既に業務方法やシステムなどは変更しており、同様の流出がおきる可能性は低く、この情報を元にした悪用も不可能」としている。なお、個人情報事故に該当する恐れがあるため、同社は厚生労働省に対して第一報を行っている。