FabCafeは、全身3Dスキャナと3Dプリンタを利用した"ユーザー自身"のフィギュア制作を1日で体験できるサービス「3D Snap & Touch」を開始する。実施日は土曜日限定で、実施時間は13:00~20:00まで(完全予約制、1件あたり2時間程度)。価格は9,980円。

「FabCafe」Webサイト内「3D Snap & Touch」告知ページ

「3D Snap & Touch」は、3DにおけるFABの可能性をユーザーと考える「Think 3D プロジェクト」の一環として行われるサービス。3Dプリンタショールーム「CUBE」設置の3Dスキャナ「bodySCAN 3D」で全身をスキャンし、専門スタッフが3Dデータのモデリングを行い、FabCafeに導入されている3Dプリンタ「Cube」でフィギュアを出力する。所要時間は2時間程度、フィギュアの素材はPLA(色は選べない)。制作したフィギュアは基本的にその場で持ち帰ることができるが、予約状況によっては後日受け渡しとなることもある。

また、スキャンした3DデータはiOS/Android用アプリ「Ks3D Viewer」で閲覧することが可能。3Dスキャンのみを行うコース「3D Snap」(3,000円)も用意されており、この場合の所要時間は30分程度。3Dスキャンは3人まで同時に行うことができる。

なお、8月27日現在、予約を受け付けている日程は、8月31日、9月7日、14日、28日。「3D Snap & Touch」は1日5名まで、3Dスキャンのみの「3D Snap」は1日10名まで受付を行う。受付窓口などに関してはFabCafeのWebサイトを確認してほしい。ちなみに、10月以降の実施予定日は同店舗のWebサイトやSNSで後日発表されるということだ。