ウイルス概要

セキュリティ製品「ESET」の輸入販売を行うキヤノンITソリューションズは8月23日、DDoS攻撃を行うウイルスが日本で数多く検出されているとして注意喚起を行った。

「Win32/DDoS.Orbiter.A」と呼ばれるウイルスは、Webブラウザのプラグインとしてインストールされるトロイの木馬。PCがこのウイルスに感染した場合、不正に大量の通信を発生させるDDoS攻撃の踏み台に使用される恐れがある。

Win32/DDoS.Orbiter.Aは世界中で確認されているものの、特に日本での検出例が多いという。ESETでは、7月24日に同ウイルスを確認。ウイルス定義データベース「8604(20130724)」として定義しており、同ウイルスの亜種も含めて検出できるとしている。