一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会(以下、JUAS)は9月5日~6日の2日間、ハイアットリージェンシー東京(東京都新宿区)にて企業経営者やCIO、IT部門、経営/企画部門の方々などを対象とした大規模イベント「JUASスクエア2013」を開催する。

JUASスクエア2013」の詳細はこちら

今回のテーマは「今、転換点に立ち向かう~IT部門が切り拓く世界」とされ、クラウドコンピューティングやビッグデータといったIT業界の潮流を背景とし、IT部門が果たすべき新たな役割を提案・共有する場となる。

統括講演(9月6日)には、アマゾン データ サービス ジャパン 代表取締役社長の長崎忠雄氏が登壇。「"Be Innovative1" 実験型経営を支えるイノベーションの源泉」と題し、ECの巨人 アマゾンを支えるビジネスモデルやテクノロジー、組織のDNAに関して経営者の視点で講演が行われる予定となっている。

また、基調講演(9月6日)には「万物は情報を発信する――ウェアラブル時代の快適・安心ビジネスの開拓――」と題した東京大学名誉教授 板生清氏(特定非営利活動法人ウェアラブル環境情報ネット推進機構(WIN)理事長)による講演も行われ、センサーでとらえた「人間の情報」の具体的活用事例として、省エネ・快適冷暖房デバイスが紹介される予定。

ほかにもユーザー事例セッションとして「分析力を武器とするIT部門となるには? ~大阪ガスのビジネスアナリシスセンターの挑戦~」(大阪ガス 情報通信部 ビジネスアナリシスセンター 所長 河本薫氏)や「青果流通プラットフォーム事業への挑戦 ~小が大に勝る力を発揮できるか~」(エムスクエア・ラボ 代表取締役 加藤百合子氏)など、IT部門のみならずビジネスパーソンにとって注目のセッションが多数用意されている。

「JUASスクエア2013」は「ディスカッションテーブル」(9月5日、6日両日開催)と呼ばれる公開討論型のセッションが用意されていることも大きな特徴。大手ユーザー企業のIT部門長や情報システム子会社のIT部門トップなど"情シスのキーマン"が議長となり、企業ITをテーマとして来場者との熱いトークバトルが繰り広げられる見込みだ。

「JUASスクエア2013」の参加費は一般 5万円となっているが、8月15日までに申し込むと割引料金(4万6000円)となる「早期割引価格」が適用される。プログラムや参加料金の詳細については同イベントのWebサイトで確認できる。