FreeBSD - The Power To Serve |
Phoronixは記事「Interesting Features For FreeBSD 10」において、これまでのリリースサイクルから推測して「FreeBSD 10.0-RELEASE」は2014年には登場するだろうとし、導入される新機能のうち興味深い機能をピックアップして紹介した。紹介されている機能は次のとおり。
- BHyVeハイパーバイザ。FreeBSD向けに開発された新しい仮想化技術。CPUの仮想化機能を活用して軽量でローレベルでの仮想化機能を提供
- Raspberry Piのサポート
- AMD Kernel Mode-Settingのサポート
- Intel Bull Mountain RDRAND CPU命令のサポート
- pfのSMP対応
- ZFS TRIM / LZ4圧縮 / L2ARC圧縮のサポート
- 稼働中のUFSを動的に拡張する機能のサポート
- USBオーディオの大幅な改善 (USB Audio 2.0)
- LLVM Clangコンパイラのデフォルト化
FreeBSD 10.0はこれ以外にもOSレベルでのライブマイグレーションを実現するVPS機能、Unmapped VMIOバッファの実現、ARMサポートの向上、可変シンボリックリンクの導入、10GbE NICなどの取り扱い性能の向上、Wifiネットワーク性能の向上、ZFS性能の向上、ベースシステムへFUSEの統合(Windows NTFSの扱いが主な目的)など、さまざまな新機能が導入される見通し。