角川アスキー総合研究所は6月28日、参議院選挙でのネット選挙運動解禁に合わせて実施した各政党・立候補予定者の「ネット活用状況調査」の結果を発表した。

同調査では、ソーシャルメディアでの評判やクチコミをチェックできる同社のWebサービス「commucom.jp」を利用し、各立候補予定者や政党のTwitterのフォロワー数やYouTubeに投稿した動画の再生数などを集計している。

同社は調査結果をもとに、政党や立候補予定者のネット活用状況をランキングにして公開している。政党別のデータを見ると、6月27日時点でTwitterのフォロワー数が最も多いのは「みんなの党」、YouTubeでの動画再生数が最も多いのは「自由民主党」となっている。

政党別ネット活用状況ランキング 6月27日時点の上位5政党(角川アスキー総合研究所調べ)

立候補予定者のランキングでは、Twitterフォロワー数が最も多いのは「新党大地・真民主」の田宮嘉一氏、YouTubeでの動画再生数が最も多いのは「自由民主党」の西田昌司氏となっている。

立候補予定者別ネット活用状況ランキング 6月27日時点の上位10名(角川アスキー総合研究所調べ)

なお、最新のネット活用状況はWebサイトから見ることができる。また、同Webサイトでは、60の設問に「はい・いいえ」で答えることでWebサービスの利用状況を診断できる「ネット選対スコープ」も公開されている。