アライドアーキテクツはこのほど、2013年7月に予定されている参議院選挙の公示に向け、Facebokユーザーの意識を探る目的で実施した「ネット選挙に関する意識調査」の結果を発表した。同調査はFacebookキャンペーンアプリ「モニプラ」を利用して2013年5月16日~5月26日に実施されたもので、20歳以上のFacebookユーザー4495人が調査対象となっている。

発表によると、ネット選挙解禁に対しては74%の人が「とても興味がある」もしくは「まあまあ興味がある」と回答。賛成・反対については「賛成」が64%で「反対」が5%、「どちらとも言えない」が31%という結果になっている。

ネット選挙解禁について(発表資料より)

選挙情報の収集に使いたいツールを尋ねた質問では、「ホームページ」という回答が最も多く、「Facebook」も3位以下に大きな差をつけている。また、34%の人は「これまでに政党・政治家の公式Facebookアカウントを検索・閲覧したことがある」と答えている。

選挙情報の収集について(発表資料より)

「今後、Facebookで選挙活動の情報を受け取りたいと思う政党があるか」という質問には、38%が「はい」と回答。その政党名を尋ねた質問では、「自由民主党」を挙げた人が最も多い。

Facebookで選挙情報を受け取りたい政党はありますか(発表資料より)

このほか、「いいね!」や「シェア」などの機能を通じて得た政治家・政党の情報によって、自分の投票先が変わると思うかを尋ねた質問では、57%の人が「はい」と答えている。

「いいね!」や「シェア」などを通じて得た情報によって投票先が変わる可能性はありますか(発表資料より)