FreeBSD - The Power To Serve |
Vgleaksの記事「Details about Playstation 4 OS development」において、Sony Playstation 4のオペレーティングシステムは「Orbis OS」と呼ばれており、これは「FreeBSD 9.0」ベースであることが紹介されている。Playstation 4のOSがFreeBSDベースであることは発表されていたが、バージョンが9.0ベースであることが明らかになった。比較的新しいバージョンを採用していることになる。
ソニー・コンピュータエンタテインメントは、OSとして採用しているかどうかは明らかにしていないものの、PlayStation 3やPlayStation VitaでFreeBSDのソースコードを使っていることは明らかにしている。「Open Source Software used in PlayStationR3」や「Open Source Software Used in PlayStationRVita」のライセンス表記からもわかる。
Playstation 4のOSにFreeBSD 9.0を採用した背景には、これまでFreeBSDからソースコードを流用するなどしていること、ライセンスがBSDライセンスと緩く流用しやすいこと、ベースのコンパイラにLLVM Clangを採用しており今後のゲーム開発において期待感が高まっていること、Playstation 4のアーキテクチャがx84_64でありFreeBSDが動作しやすい環境であること、などが推測される。
「Details about Playstation 4 OS development」に掲載されているスクリーンショットをみる限りでは、ライブラリのディレクトリ配置やファイル名はFreeBSDと同じ。