Enjoy an intuitive query language, automatically parallelized queries, and simple administration.

6月13日(米国時間)、RethinkDB開発チームよりRethinkDBの最新版「RethinkDB 1.6」(開発コード:Fargo)のリリースが発表された。RethinkDBはオープンソースの分散型データベースエンジン。直感的なクエリ言語や自動並列クエリ機能、シンプルな管理ツールといった特徴を有している。

5月にリリースされた前バージョンのRethinkDB 1.5では、セカンダリインデックスのサポートやバッチ挿入用の新たなアルゴリズムの導入などが行われたが、RethinkDB 1.6ではクエリ言語に正規表現マッチングの取り入れや14の新たな配列操作、ランダムサンプリングのサポート、エラーハンドラの改良などを含む65以上のバグ修正及び改善などが実装されたという。

RethinkDBはC++で開発されており、GNU GPL v3のもと公開されている。リリースコードはこちらより取得できる。また、Mac OS X(10.7以上)やUbuntu(10.04)向けのパッケージが提供されている。