Gmail、タブ導入

もはやビジネスにおいてもプライベートにおいても手放すことができないユーザも多い「Gmail」。スパムフィルタの機能は強力だし、デスクトップ、ノートPC、iPhone、iPad、Androidなどありとあらゆるデバイスからアクセスできる便利さは、一度味わってしまうと後戻りできないものがある。

唯一の問題といえば、あのシンプルなInboxは大量のメールをさばくには、少々シンプルすぎるということだ。重要なメールをあとで読もうとしていつの間にか忘れてしまう、そんな経験は少なくないだろう。こうした問題を解消するためのUIの改善に取り組んでいることがGmailのオフィシャルブログにおいて「A new inbox that puts you back in control」として発表された。

この新しいデザインは、Inboxに入ってくるメールをいくつかのカテゴリに分類して振り分けるというもの。振り分け先は、デスクトップ向けのGmailであればタブとして表示されており、タブを押すことで振り分けられたメールをチェックできるようになっている。カテゴリ毎に別れるため、すべて同じInboxに入るよりは見過ごしなどのヒューマンエラーが発生しにくくなるだろう、という仕組みになっている。

Googleは向こう数週間かけてこの新しいデザインを導入していくとしている。現在のInboxのデザインを好む場合、設定することでそのまま現在のデザインが利用できることも説明されている。