エイチ・ツー・オー リテイリングは5月29日、阪急阪神百貨店のショッピングサイト「阪急・阪神オンラインショッピング」において、外部からの不正アクセスを受け、利用者の会員情報が不正に閲覧されたと発表した。

発表によると、最大で2382件の利用者情報(氏名、住所、電話番号、生年月日、性別、メールアドレス、セキュリティワード)が閲覧された可能性がある。また、このうちの1360件については、利用者情報に加え、クレジットカード番号と有効期限が閲覧された可能性もあるとしている。

同社では、5月13日に「阪急・阪神百貨店ショッピングサイト」で大量のアクセスエラーが発生していることを確認し、調査を開始。翌16日に、不正アクセスによってショッピングサイト利用者の個人情報が閲覧されたことを確認し、ショッピングサイトを閉鎖するとともに、不正アクセスを行なっていたIPアドレスからのアクセスを遮断。以降については不正アクセスは確認されていないという。

同社は、情報を閲覧された可能性のある利用者に対して、個別にメールで連絡を行なっているほか、コールセンターを設置して対応している。